お墓参りの仕方とは?お盆やお彼岸の正しい順序やマナーとは?
お盆やお彼岸のお墓参りの仕方を再確認してみませんか。
お彼岸やお盆など、お墓参りをする際の正しい順序やマナーにはどんなことがあるか順番に確認していきましょう。
お墓参りの正しい仕方って知っていますか。
お墓に行って、お花を活けて、お線香をあげて拝んで終わりなんて言う人はいませんか。
お墓参りといえば、やはりお彼岸やお盆ですよね。
実は、お彼岸とお盆のお墓参りの仕方というのは違うという事を知っていましたか?
最近では、さほど気にせずに略式でお墓参りを済ますという人もいるかもしれません。
でも、折角なら正しいお墓参りの仕方を知っておいた方がいいですよね。
ここではお彼岸とお盆のお墓参りの仕方を詳しくて見ていきたいと思います。
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目次
- お彼岸のお墓参りの仕方とは?
- お盆のお墓参りの仕方とは?
- まとめ
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お彼岸のお墓参りの仕方とは?
お彼岸のお墓参りの仕方からみていきましょう。
お彼岸というと、春のお彼岸と秋のお彼岸の1年に2回ありますよね。
- 春のお彼岸は春分の日と前後3日の1週間
- 秋のお彼岸は秋分の日と前後3日の1週間
とは言え、どちらも同じお彼岸なので行うことは同じです。
お寺などにお墓がある場合は挨拶から
お墓に行ったら、お寺など管理をされているところがあれば挨拶をします。
合わせて本堂にも挨拶をします。
お墓の掃除
お墓についたら、時間に余裕がある場合は掃除をしてあげましょう。
回りの雑草などを片づけたり、墓石をしっかりと拭くようにしましょう。
柄杓(ひしゃく)でお墓に水をかける
お墓の周りがきれいになったら、あらかじめ用意しておいた手酌の水を柄杓でお墓にかけます。
お供え物をお墓に飾りお参りする
持参をした花やお供え用のお団子・おはぎ(ぼたもち)などお供えします。
次にお線香をお供えし、最後にお参りをします。
お供え物はお墓から持ち帰る
お参りが一通り終わったら帰るわけですが、そのままにして帰ってはいませんか?
お供え物のお団子などは、動物などが荒らさないように持ち帰りましょう。
お花もお墓によっては枯れて周りを汚すので持ち帰ることが決められているときには持ち帰るようにしましょう。
これでお彼岸のお墓参りは終了です。
- ①ご挨拶(お寺などの場合)
- ②掃除
- ③水をかける
- ④お供え物を飾る
- ⑤線香をつけお参りする
- ⑥お供え物を持ち帰る
お盆のお墓参りの仕方とは?
お盆のお墓参りの仕方を見ていきたいと思います。
お盆というのは、1年に1度、ご先祖様の例があの世からこの世に帰ってくるという特別な時期。
その為、ただお墓参りをするだけというわけにはいきません。
ご先祖様をお墓に迎えに行く
地域やその家によっても違いますが、お盆の場合には、8月13日(地域によっては違うことも)にお墓まで霊を迎えに行きます。
その時には、お墓参りをした後、お墓で提灯に火をともし、そのまま自宅まで持ち帰ります。
家では迎え火をして食べ物やお水を用意する
家では迎え火を用意しておきましょう。
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⇒「お盆の迎え火のやり方は?時間や日にちも決まっているの?」の記事へ
そして、ご先祖様を家にお迎えしているお盆の間は毎日きちんとお水や食べ物をお供えします。
ご先祖様をお墓にお送りする
16日には、家に来ていただいたご先祖様をまたお墓までお送りし、あの世へ帰っていただきます。
この時に使ったおがらやキュウリやナスで作った牛や馬は燃やすというのが正しいのですが、今では自治体などの決まりもあり難しいことも多いと思います。
その場合には、塩でお清めをしてから自治体で決められた方法で処分をしたり、お墓がお寺にある場合には、お焚き上げなどをしてもらうようにしましょう。
もしも、ここまで丁寧に行わない場合でも、少なくとも1年に1度、お盆の間には1度はお墓参りをするようにしましょう。
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まとめ
今では、昔ほど本格的にお墓参りをする家も少なくなってきています。
お墓が近くになく、なかなか足を運ぶことが出来ないという理由もあります。
また年を取って思うようにお墓参りに行けなくなってしまい、近くに身内などがいないなど個人的な理由もありますよね。
それでも、新盆では、きちんと法要を行うと思います。
新盆でなくても、毎年少なくともお盆だけでも、出来ればお彼岸にはきちんとお墓参りをするようにしましょう。
本来であれば、その都度お花やお供え物を準備し、掃除をするのがマナーですが、やむを得ない場合には、お線香だけでも構いません。
そして、お花や、特にお供え物を用意した時には、お墓参りを済ませた後は忘れずに持ち帰るようにしましょう。
大切なのは、しっかりと拝むという事。
故人やご先祖様を敬う気持ちを忘れずにしっかりと拝むようにしましょう。
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