お盆の迎え火のやり方とは?時間や日にちはいつ?意味は何?

お盆の迎え火のやり方はどのようにするのが正しいのでしょうか?

また、お盆の迎え火を行う時間や日にちはいつなのか決まっているのでしょうか?

そして、お盆の迎え火どんな意味や由来があるのかも確認していきましょう!

初盆の提灯

お盆迎え火というのは昔からある風習です。

しかし、昔から比べるとお墓と家が離れている、迎え火を焚くことが難しいなどだんだん行うことが難しく、そのためにだんだん行う家も少なくなってきているようです。

それでも毎年きちんと迎え火を行っている家も数多くあります。

では、お盆の迎え火のやり方などを改めて考えてみましょう。

    目次

  • お盆の迎え火のやり方とは?
  • お盆の迎え火を行う時間は何時なのか決まっているの?
  • お盆の迎え火の日にちはいつなのかも決まっているの?
  • お盆の迎え火の意味とは?
  • まとめ
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お盆の迎え火のやり方とは?

お盆の迎え火のやり方は、どのように行うのが正しいのでしょうか?

昔からのお盆の迎え火のやり方は、

  • ①迎え盆の夕方に菩提寺の墓地にお墓参りに行く
  • ②お墓参りをした後に火を焚いて、その火をお線香とろうそくに移す
  • ③その火を手に自宅に戻り、提灯の火を仏壇の蝋燭へ移す
  • ④このろうそくの火を火種にして、夕方におらがを焚く
というのが通例のようです。

しかし最近では、このような昔のやり方で迎え火を行うことは難しいですよね。

菩提寺に直接行くことが難しくなり、簡略化して自宅で迎え火を焚くという家も少なくないようです。

更に火をつけるということ自体が危険という事から日ではなく盆提灯を使い電灯だけをともすという家もあるようです。

⇒「盆提灯」はこちらです

ただし、このやり方は地域によって違ってくるので、その地域の方法に従うのが一番良いでしょう。

お盆の迎え火を行う時間は何時なのか決まっているの?

お盆の迎え火は夕方

お盆の迎え火を行う時間は何時なのか決まっているのでしょうか?

実はお盆の迎え火の時間というのは厳密的には特に決められていません。

しかし、お盆の迎え火は家族全員で迎えるという事で暗くならないうち、つまり夕方に行うという事が通例になっているようです。

その理由は迎え火の時も送り火の時もその火が目印という意味があるからです。

ただ、迎え火の時間もそれぞれの地域に習慣があるので、その場所場所によって調べてみてください。

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お盆の迎え火の日にちはいつなのかも決まっているの?

お盆の迎え火の日にちはいつなのかも決まっているのでしょうか?

迎え火の日にちの方は大体決められています。

ただ、お盆の迎え火の日にちは地域によって違い、

  • 関東方面は7月13日が迎え火になる
  • 関西方面の迎え火は8月13日になる
ということです。

お盆の迎え火の日にちが関東と関西で違う理由とは?

お盆の迎え火の日にちがなぜ1か月もの差が出来てしまうのでしょうか?

お盆の迎え火の日にちが関東と関西で違う理由は、

  • 関東方面の迎え火・送り火は旧暦のお盆
  • 関西方面では通常のお盆である8月に行われている
という理由からです。

しかし必ずしもこのように決められているという訳では有りません。

例えば関東方面の人でもやはり都合上8月のお盆中に迎え火をする方がやりやすいと思います。

その場合にも問題がなければ8月に行っても特に問題はないようです。

もちろんこれも地域によっていつ行われるかというのも微妙に違ってくるので、調べてみる必要があると思います。

お盆の迎え火の意味とは?

お盆の迎え火というものは、天に還った先祖などの魂が戻ってきたときにお迎えするというものです。

天からかえって来た魂がまず戻るところがお墓。

そのお墓に戻ってきた魂を自宅まで迎えるための目印として用いられるのが迎え火という事なのです。

その為、昔は直接お墓まで迎えにって迎え火を焚き、自宅まで導いていたのです。

しかし今はお墓が遠い、火を焚くのが危ないなどの理由で昔の通例通り迎え火を行う家はだんだん減りつつあるようです。

その為に簡略化されて自宅で直接迎え火を焚いたり、火の代わりに直接提灯に電気をともしたりしているのです。

まとめ

お盆の飾り

お盆の定番といえば精霊棚。

精霊だなというのは馬や牛をかたどったナスやキュウリを置いてある棚の事です。

昔のお盆でナスやキュウリに足がついたものを見たことがありませんか?

こちらも最近では簡略化されて仏壇を飾るだけで済ませるという所も増えているようです。

少しずつ昔の風習が簡略化されてしまっているというのは少し寂しいことですが、現代社会の状況を見てみるとこれも仕方がないことだと思います。

でも、出来ればより多くの家で昔ながらの迎え火を行い続けてほしいですね。

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