喪中に年賀状がきた時の返信や返事のマナーと寒中見舞いの使い方!
喪中はがきというのは年賀欠礼状とも言い、このはがきを出すことで、今年の年賀状を差し控えること、そして受け取ることも控えるという意味合いがあります。
しかし普段からいただいている人には喪中はがきを出すと思いますが、年が明けると思いもしない人から年賀状をいただくということも少なくないと思います。
では喪中に年賀状がきたとき
- 返信や返事はどうしたらいいでしょうか?
- 年賀状を送ってくれた人し注意したいマナーはあるのでしょうか?
- 年賀状を送らない代わりに寒中見舞いで返せばいいのでしょうか?その際の時期は?
など喪中の際に思いがけず年賀状をいただいた場合、どのように対応すればいいのか確認しましょう。
喪中に年賀状をいただいたときの返信や返事はどうする?
喪中の際に思いがけず年賀状、年賀メールをいただいたとき、返信・返事はどうすればいいのでしょうか?
この場合、お返しをするのは「寒中見舞い」として出すのが常識です。
年が明けたからといって決して年賀状を送ってはいけません。
喪中というのは近親者や家族がなくなった場合には期間として13か月ほどとなります。
その間というのはずっと喪中に当たるため、年が明けたからといってもが明けるわけではありません。
その為、絶対に年賀状を出してはいけません。
喪中はがきの使い方を間違わないように!
さらに、「喪中はがき」を出すのも時期違いです。
喪中はがきは年賀欠礼状、つまり「年賀状を出すことを差し控えさせていただきます」という意味になります。
その為、年が明けてしまうと出せなくなります。
喪中はがきの使い方を勘違いして、年賀状を送ってくれた人に出してしまうという方もいるようなので注意してくださいね!!
いただいた年賀状に対する返事は寒中見舞いということになります。
喪中の際に年賀状をいただいたときのマナーとは?
喪中の際に年賀状をいただいたら、どのようにすればいいのでしょうか?
この場合、喪中だからといって年賀状を出すことができないので返事もしないということは失礼にあたります。
相手も不思議に思いますし、何よりも不義理になってしまいますよね。
その場合にはきちんと「寒中見舞い」としいて返事をするとよいでしょう。
内容もきちんと喪中であることを説明し、その為に今年の年賀状を控えさせてもらったことをしっかり伝えるものにしましょう。
寒中見舞いの文例
御丁重な年始状をいただき、誠にありがとうございました。
皆様、お変わりなくお過ごしの由、何よりのことと存じます。
実は、父が昨年○月に他界いたしましたため、年頭の御挨拶を控えさせていただきました。連絡が行き届かず、申し訳ありませんでした。
本年もどうぞ変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
平成○○年1月
喪中に年賀状をいただいたら寒中見舞いで返すの?時期はいつ?
もしも喪中に思いがけず年賀状をいただいた場合、どのようにすればいいのか困りますよね。
この場合は、年賀状では返すことができないので、寒中見舞いで返すことが正解です。
内容としては、今年が喪中のために年賀状を出すことができなかったことをしっかりと記入することが必要になってきます。
そして、寒中見舞いを出す時期は1月7日~2月4日(立春の頃)ごろまでとなっています。
年賀状の場合、いただいたらすぐにお返しをしますが、寒中見舞いは1月7日以降となるのですぐに出してしまうと早すぎてしまうので注意が必要です。
さらに、地域によっては15日までが松の内(お正月)としているところもあるので、大事を取って1月下旬ごろに出すとよいでしょう。
まとめ
もしも家族に不幸があった場合には年賀状を出すことができないので以前に喪中はがき(年賀欠礼状)を出しておくことが普通です。
それでも思いがけない方から年賀状をいただくことも少なくないと思います。
その場合には、年賀状で返したり、そのままにせずに「寒中見舞い」として出すようにしましょう。
ただこの時に注意してほしいのが出す期間。
年賀状はすぐにお返しすることが必要ですが、寒中見舞いは7日以降となるので、注意が必要ですよ。
タグ:喪中