プール熱の大人の症状と潜伏期間!どんな検査方法があるの?
夏から秋にかけてよく聞くプール熱。実はプール熱は通称で、実際には咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)と言います。
プールで感染することが多いことからプール熱と言われています。
プール熱と聞くと、よく子供がかかるイメージがありますよね。
でも、特に子供だけにかかるという訳ではなく、プール熱は大人でも感染する可能性は十分に考えられます。
では、大人がプール熱に感染したらどうなるか、そしてプール熱の潜伏期間はどれくらいか?またどんな検査方法があるかなどを見てみましょう。
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プール熱に大人がかかるとどんな症状が出るの?
プール熱を引き起こす原因は「アデノウィルス」というウィルスです。
アデノウィルスに感染すると、高熱・のどの痛み・目の充血・頭痛・食欲不振などの症状が現れます。
ただし、この症状は大人も子供も同じものです。
大人がかかった時には、特にのどの痛みの症状がひどくなる傾向があります。
水を飲んだだけでものどが痛み、水分を摂るのが億劫になり、結果的に脱水症状を起こすこともあるようなので注意が必要です。
高熱が出る場合には、突然39℃~40℃の高熱が出て、さらにこれが数日続くこともあります。
プール熱の潜伏期間はどのくらい?
プール熱が厄介なものの一つが、潜伏期間があるという事。
かかっていてもしばらくは潜伏期間があり症状が出ないので、その間にまた別の人に感染させてしまうという可能性があるのです。
その潜伏期間は5日から7日くらいと考えていいでしょう。
もしもプール熱にかかった人の近くに行った、もしくは触れたなどの可能性がある場合には、なるべくしばらくは人の多いところに行かない方が良いでしょう。
プール熱の感染経路は飛まつ感染や接触感染となります。
集団生活の中で1人の人がプール熱にかかってしまうと大きく広がってしまう可能性があるので、かかってしまった人も周りの人も注意が必要です。
プール熱の検査方法とは?
プール熱のような症状が出た時には、とりあえず早めにお医者さんを受信することをお勧めします。
お医者さんではプール熱かどうか検査するために血液検査か迅速キットと呼ばれるものを使用して判断します。
ただ、今使われるのはほとんどが迅速キットで、血液検査はほとんどしないようです。
因みに迅速キットでの検査方法は、のどの粘膜を綿棒で擦り、採取したもので陽性かどうか判定するという簡単なもので、検査して30分ほどですぐに結果がわかるものです。
プール熱というのは、高熱が続いたり、のどが痛くなったり、目が充血したりと比較的分かりやすい症状が出ます。
だからと言って自己判断をするのはあまり良くありません。
プール熱だと思って検査に行ったらただの風邪だったという事も少なくないからです。
風邪かプール熱かという事がわかるだけでも気持ちが違いますし、もしも本当にプール熱だった場合、お子さんであればしばらく学校や幼稚園・保育園などをお休みさせなくてはならないので、疑わしい症状が出た場合には必ず医療機関で検査をしてくださいね。
まとめ
プール熱は子供がかかるというイメージがありますが、大人でも同じようにかかる確率のあるものです。
更に大人の場合には、子供がまずプール熱にかかってしまい看病している間に感染してしまうというものが一番多いようです。
プール熱の感染経路は飛まつ感染や接触感染です。
もしもかかってしまった場合には高熱やのどの痛み、目の充血や食欲不振などの症状が出ます。
さらに厄介なのが感染してから5~7日程の潜伏期間があるという事です。
もしもプール熱にかかってしまった可能性が考えられたら、すぐに医療機関を受診することをお勧めします。
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