汗の成分とは?酸っぱい味やしょっぱいと感じる原因は?
汗の成分にはどのようなものがあるのでしょうか?
汗が酸っぱい、汗の味がしょっぱいと感じる原因には何が考えられるのでしょうか?
汗は塩分以外にどのような成分が含まれているのかみていきましょう!
汗をかくことには、体内温度を調節するという役割があります。
そして、汗には塩分が含まれているのでしょっぱいというイメージがあります。
しかし、汗に含まれている成分は塩分だけではありません。
では、汗には塩分以外にはどのような成分が含まれているのでしょうか?
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目次
- 汗の成分とは?
- 汗の味が酸っぱい原因は?
- 汗の味がしょっぱい原因とは?
- まとめ
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汗の成分とは?
汗というのはそもそもどのようなものから作られているか知っていますか?
汗の成分は、見てわかる通りそのほとんどが水分でできています。
そして汗がしょっぱいことで分かる通り、塩分も含まれています。
しかし汗に含まれる塩分はせいぜい0.6%程度です。
汗に含まれている塩分以外の成分とは?
汗には塩分と水分以外に
- 尿素や塩素
- カルシウム
- マグネシウム
- アンモニア
- 乳酸
ただ、これらの成分は塩分と比べて微量なため、ほとんど分かる事はありません。
そして、汗というのは、全てが体外に排出されるわけではありません。
汗をかくときに通る汗腺から、身体に必要な成分が再吸収されるようになっているのです。
汗の味が酸っぱい原因は?
汗というのは本来無臭で無色透明です。
それなのに、汗臭いとよく言いますよね。
そしてその汗の臭いの中には酸っぱいと感じられるものがあります。
その原因はなぜなのでしょうか?
生活習慣の乱れや体調不良が汗の味が酸っぱい原因に!
元々汗には塩分のほかにアンモニアも含まれているというお話をしましたよね。
通常の汗であれば、汗に含まれるアンモニアはわずかです。
しかし、その汗に含まれるアンモニアが増え、汗全体がアルカリ性に傾き酸っぱく感じることがあります。
その原因としては、
- 偏った食事
- 運動不足
- ストレス
これらの原因のほかにも、
- 内臓の不調が原因で血液がドロドロになっていしまっている
このように、汗の味が酸っぱいと感じられる原因には、生活習慣の乱れや体調不良が深く関係していることがわかります。
汗の味がしょっぱい原因とは?
汗の味がしょっぱいというのは当たり前のことです。
しかし時には通常の汗よりも塩分濃度が高くなり、よりしょっぱくなってしまうことがあります。
実はこの汗の味がしょっぱい時は要注意なのです。
汗というのは、そもそも水分を主体に主に塩分や他の様々な成分で構成されています。
そして、汗が体外に出る前に、身体の中にその成分の一部は身体に必要なものなので体内に再吸収されるのです。
しかし、この機能がうまくいっていなかったり、他の理由によって汗に含まれる塩分濃度が高くなってしまうことがあるのです。
汗腺の量の低下がしょっぱい原因に!
その一つが、汗腺の数量の低下です。
汗腺というのは利用されないことで機能が低下したり休息状態になってしまいます。
そうすると汗をかく汗腺が限定され、そこに汗が集中するため汗の塩分濃度が高くなります。
汗が体外に排出されてしまうのがしょっぱい原因に!
他にも、汗を一度に大量にかくことで、汗の成分を再吸収する量が追いつかずそのまま汗が体外に排出されてしまうのです。
もしもしょっぱい汗をかいてしまうという場合には、今休息している汗腺を再びきちんと働かせることが大切です。
汗をかく環境を作って改善するのが効果的!
いま休息している汗腺を再びきちんと働かせるには、普段から汗をかく環境を作ることが有効です。
例えば、
- ウォーキングやジョギングなど軽い運動を習慣づける
- ぬるめのお風呂に長くはいって汗をかく
- 暑い時期でもあまりエアコンの温度を下げすぎないようにして汗をかく
まとめ
汗の成分には塩分をはじめ様々なものが含まれています。
その為、通常の汗でもしょっぱいという事は知っていますよね。
ただ、
- 体調不良や生活習慣の乱れ
- 食生活の乱れ
- 汗腺の機能低下
汗の味に異常を感じた場合には、身体からのサインだという事を覚えておくといいでしょう。
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