湿気とは?どんな意味があるの?湿気る湿気ったとも同じ?
湿気とはどんな意味があるのでしょうか?
湿気は湿気る湿気ったとも同じ意味の言葉になるのか、それとも違う言葉になるのでしょうか?
梅雨の時期になると湿気でジメジメとしていますよね。
梅雨が明けても夏の時期も暑いだけでなく湿気が高いためより汗がべたべたとして気持ちが悪いものです。
そもそも、湿気とはどんな意味なのでしょうか?
そして、湿気と同じ字を書く「湿気る」「湿気った」という言葉の意味は、湿気と同じ意味なのでしょうか?
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目次
- 湿気とは?そもそもどんな意味なの?
- 湿気は「湿気る」「湿気った」とも同じ意味なの?
- まとめ
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湿気とは?どんな意味なの?
湿気というのは、ただ湿度が高くてジメジメと感じるものというイメージがありますよね。
しかし、明確に湿気とはどんな意味か知っていますか?
湿気というのは、簡単にいえば水蒸気。
湿気は空気中に存在している水分!
湿気とは、つまり空気中に気体として存在している水分という事になります。
湿度が高いと、とてもジメジメとした感じがするので、肌でも湿度が高いという事がわかりますよね。
しかし、実際にその湿気自体を目で見る事が出来ません。
でも、お湯を沸かすと湯気が上がりますよね。
これは、水蒸気が周りの空気に冷やされて液体化しているため目に見えるのです。
この水蒸気が空気中に含まれているものを「湿気」というのです。
湿気は湿気る湿気ったとも同じ意味?
湿気と同じような意味を持つ意味持つような意味で、
- 湿気る
- 湿気った
この2つの言葉は同じような意味のように思えますが、実際にはどうなのでしょうか?
「湿気る」という言葉の意味について
まず、「湿気る」という言葉から見ていきたいと思います。
「湿気る」という言葉は、物が湿り気を帯びるという意味があります。
良く、おせんべいなど乾燥したお菓子をそのまま置いておくと、パリッとしなくなってしまうことを「湿気る」と言いますよね。
このように、食べ物にかかわらず、
湿気が多いところに物を置いておくことで、その物自体水分を吸ってしまうことを「湿気る」というのです。
「湿気った」という言葉の意味について
では、「湿気った」という言葉の意味を見ていきたいと思います。
湿気ったという言葉は、実は「湿気る」という言葉と同じ意味の五段活用なのです。
ラ行の五段活用での「湿気り」に助動詞のたがついた形が「湿気った」になります。
つまり、「湿気った」という言葉は「湿気る」という言葉の過去形や完了形という意味があるのです。
現在起こっていることを表す「湿気る」に対してすでに終わったことに対して「湿気った」という言葉。
進行している時間が違うというだけで「湿気る」と「湿気った」は同じ意味という事が言えるのです。
※このように「湿気る」と「湿気った」は同じ意味ですが、湿気とは似ている言葉ですが違いがあります!
まとめ
湿気というのは、特にどのような状態というのははっきりと決まっているものではありません。
湿度というと、空気にどのくらいの湿気が含まれているのかを表す数値となりますよね。
でも、湿気というのはどのくらい水分が空気に含まれているという決まりがないのです。
その為、人の感覚だけで「湿気が多い」「湿気が少ない」という事になるのです。
湿気というと、梅雨の雨の時期や夏の時期にじめじめした状態をイメージしますが、冬の外の冷たい空気と室内の暖かい空気の温度差が窓に結露となって水分がついている時にも「湿気」と言いますよね。
湿気というと、カビやダニが発生するというイメージがあるので、出来ればすっきりと除湿したいものですよね。
しかし、冬の乾燥の時期で分かる通り、空気から湿気が少なくなり、乾燥した状態でも逆に空気中で細菌が繁殖しやすくなるのでよいとは言えません。
人が快適と感じる湿度はだいたい55~65%ほど。
この湿度よりも高くなれば「湿気が多い」と感じ、少なくなると「乾燥している」と感じます。
湿気の量の目安である湿度は、湿度計で簡単に知ることが出来ます。
その為、常に室内で過ごしやすい湿度に保ちたいという人は、湿度計を購入して目安にするといいでしょう。
室内くらいは湿気を気にせず過ごしたいですね。
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