こどもの日の菖蒲湯とは?お風呂で頭に巻く由来や屋根に置く意味は?

こどもの日の菖蒲湯とはどんなものでしょうか?

こどもの日に菖蒲湯(しょうぶゆ)に入る理由や菖蒲をお風呂で頭に巻く由来、そして菖蒲を屋根に置く意味について確認していきましょう!

こどもの日の菖蒲湯(しょうぶゆ)

こどもの日といえば、真っ先に思い浮かべるのが柏餅やちまきですよね。

そしてもうひとつ忘れてはいけないのが菖蒲(しょうぶ)です。

今では少なくなってしまっているようですが、こどもの日には菖蒲(しょうぶ)が欠かせないというところもありますよね。

では、ここではこどもの日と菖蒲(しょうぶ)の関係について見ていきましょう。

    目次

  • こどもの日の菖蒲湯(しょうぶゆ)とは?菖蒲湯に入る由来は?
  • お風呂で菖蒲を頭やお腹に巻く由来とは?
  • 菖蒲を屋根に置く意味とは?
  • まとめ
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こどもの日の菖蒲湯(しょうぶゆ)とは?菖蒲湯に入る由来は?

今では少なくなりましたが、子供の頃、子供日の夜になると、お風呂になんだか良く分からない葉っぱが浮いていることってありませんでしたか?

実はこれが菖蒲です。

菖蒲湯も5月5日のこどもの日に入るものとされているものなのです。

ではどのような意味があるのでしょうか?

元々菖蒲は、漢方薬の一つとして利用されているものです。

しかし、こどもの日に菖蒲湯に入ることには別の意味があります。

菖蒲には厄除けの意味がある!

菖蒲には、

  • 邪気を払う
  • 厄除け
の意味があるという事です。

もちろん菖蒲は漢方薬としても利用されているという事で様々な効果も期待できます。

いくつか挙げていくと、

  • 血行促進
  • 疲労回復
などの効果も菖蒲にあります。

元々は中国で蘭草を利用した蘭湯を5月5日に入っていたのが日本に伝わり、日本では蘭草が手に入りにくいという事で菖蒲で代用されたのが広まったとされています。

どちらにしても、菖蒲湯は身体にも良いのでぜひ入っておきたいですね。

因みに菖蒲というとまず花菖蒲が浮かびますが、花菖蒲と菖蒲は違うものなので注意しましょう。

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こどもの日にお風呂で菖蒲を頭やお腹に巻く由来とは?

こどもの日に菖蒲湯に入るだけではなく、お風呂で菖蒲を頭に巻いたことはありませんか?

なぜか親に言われて巻いていたけれど、あれっていったい何だったんだろうと今頃になって不思議に思っていたりする人もいると思います。

先程もお話ししたように、菖蒲には漢方としての効果の他に厄払いの意味合いもあります。

菖蒲を頭に巻く由来は頭の良い子に育つという言い伝えから

菖蒲を頭に巻くことで、「頭の良い子に育つ」という言い伝えもあるのです。

その為に親はこぞって菖蒲湯で子供に菖蒲を頭に巻かせたんですね。

菖蒲をお腹に巻く由来は健康になれるという言い伝えから

菖蒲をおなかにまくという話もあり、お腹にまくことで「健康になれる」という言い伝えもあるそうです

菖蒲というと、こどもの日くらいしかあまり意識しませんが、実はいろいろな期待できるんですよ。

こどもの日に菖蒲を屋根に置く意味とは?

菖蒲湯の風習はたとえ行ったことがなくても知ってはいるという人は多いと思いますが、こどもの日に菖蒲を屋根の上に置くという風習は知らない人が多いと思います。

今ではほとんどの家では行われていない、この屋根の上に菖蒲を置くというのは「菖蒲屋根」といいます。

では菖蒲は屋根の上に置くことにはどんな意味合いがあるのでしょうか?

菖蒲=勝負

菖蒲というと、音の響きが「勝負」と同じですよね。

昔は男の子は、

  • 強く成長してほしい
  • 勝負事にも強くなってほしい
という願いを込め、菖蒲を屋根に飾ったようです。

確かに、そういう意味では5月5日の男の子のお祝いに適した習慣ですよね。

もちろん今でも行われている家庭もあります。

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まとめ

5月5日、柏餅やちまきは用意しても、菖蒲は用意していない、または全く知らなかったという家庭もあると思います。

それでも、こどもの日が近くなればスーパーなどでも販売され、比較的手に入れやすくなると思います。

もちろん、花屋さんでも問い合わせれば扱っているでしょう。

菖蒲には、魔除けや厄除けの風習のほかに、菖蒲湯に入ることできちんとした効能がえら得ます。

他にも、意外とこどもの日と菖蒲にはいろいろな意味が含まれているという事もわかったと思います。

今度のこどもの日には、定番の柏餅やちまきだけではなく、ぜひ菖蒲をあらかじめ準備して、菖蒲湯に入ってみてはいかがですか?

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