消費期限と賞味期限の意味と違い!【その差は何?】
消費期限と賞味期限の意味と違いを理解できていない人も多いのではないでしょうか?
新鮮なものと言えば、気になるのが賞味期限と消費期限。
生野菜などには書かれていませんが、加工食品など食品の多くに「賞味期限」や「消費期限」が書かれていますよね。
しかし、どちらも食べられる期限が書かれているのに、はっきり言ってどちらにどのような意味があるのかいまいちわかりづらいもの。
ここではそんな賞味期限と消費期限の違いを見ていきたいと思います。
消費期限と賞味期限の意味には差がありますのので期間内に食べてもいのか、食べてはいけないのか、何も書いていない食べ物はどんなものかを確認していきましょう。
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目次
- 消費期限の意味とは?
- 賞味期限の意味とは?
- 賞味期限が書かれていない商品は?
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消費期限の意味とは?
ではまず消費期限から見ていきたいと思います。
消費期限の意味とは文字通り消費すべき期限というわけですよね。
期限までに食べる!
厳密にいうと、消費期限とは、定められた方法で保存した場合に、安心して食べられる期限というもので、
その期限が切れた場合には、安全が保障できないため必ずその期限内に消費するよう求められた期限です。
主に品質が劣化しやすく、
- 製造もしくは加工後約5日以内に品質が劣化するもの
に対して表示されるものです。
もちろん、消費期限が切れたからと言ってきっちり品質が劣化するわけではないので、たった数時間程度期限が切れたから食べられなくなるというわけではありません。
ただ、覚え方としては、消費期限の場合には期限内に消費するようにした方がいい食品となるのです。
賞味期限の意味とは?
消費期限と同じように表示される賞味期限。
どちらも似たような意味がありそうですが、実ははっきりとした違いがあるのです。
消費期限はその期限内に消費することを示した期限ですが、賞味期限はそこまで厳密ではありません。
多少期限が切れてしまっても大丈夫!
賞味期限の意味は美味しく食べられる期間で、食べられなくなる期限ではありません。
賞味期限は、表示された期限内はおいしく食べられますが、過ぎてしまって多少品質に変化はあったとしても問題なく安全に食べることができるのです。
その為、賞味期限と書かれている商品は、多少期限が切れてしまっても大丈夫です。
例えば、お菓子などの加工食品の場合には、メーカーにもよりますが、多くは食べられる状態の約7割くらいで賞味期限を設定していることが多いのだとか。
なので、実は賞味期限が切れてしまったからと言ってすぐに捨ててしまうのはとてももったいないんです。
賞味期限が書かれていない商品は?
実は、食品の中には賞味期限も消費期限も書かれていない食品があります。
例えば、
- アイスクリーム
- 砂糖
など。
なぜこれらの食品に期限が書かれていないかというと、どちらも長期保存が可能な食品だからです。
例えば、アイスの場合には、基本的に冷凍庫で保存しますよね。
その場合、食品を腐らせる雑菌が増殖することがほとんどないため長期保存が可能なのです。
一方砂糖も長期保存が効く食品なので、賞味期限は書かれていません。
ただ、書かれていないからいつまでも食べられるというわけではなく、一定以上保存すればもちろん品質も劣化するので注意が必要です。
まとめ
賞味期限と消費期限の違い、わかりましたか?
中には、どちらもこの期限が過ぎてしまったらもう食べられないものだと勘違いしてしまい捨てているなんていう人もいるのではないでしょうか?
もちろん、期限が過ぎると不安なので食べたくないという気持ちはわかりますが、絶対に食べられないというわけではないので、きちんと賞味期限と消費期限の意味はおぼえておきましょう。
そして、どうしても期限内に消費することができないというときには、商品によっては冷凍することで長期保存がきくものもあるので、ぜひ利用してみてください。
消費期限と賞味期限の意味をしっかりと把握して、なるべく食品は無駄にしないようにしましょうね。
食品を無駄にしない、それがデキる主婦の第一歩になりますよ。
タグ:食事