爪水虫の症状や原因とは?治し方はどうしたらいいの?
爪水虫の症状とはどんなものでしょうか?そして爪水虫になってしまう原因には何が考えられるでしょうか?
また治し方には市販薬や病院などどのような方法があるのか確認をしていきましょう。
水虫と言えば、足の先を不潔にしておくことで菌が発生し、皮がむけてジュクジュクになったり、かゆみが生じるというものです。
よく、仕事勤めて毎日靴を履きっぱなしのお父さんにかかってしまうものというイメージがあります。
しかし、爪水虫というと中には初めて聞くという人もいるのではないでしょうか?
ここでは水虫の中でも特に爪水虫について見ていきたいと思います。
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目次
- 爪水虫の症状とはどんなもの?
- そもそも爪水虫の原因って何?
- 爪水虫の治し方はどうしたらいいの?
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爪水虫の症状とはどんなもの?
爪水虫というものは、文字通り爪の中に水虫ができてしまうものです。
そもそも水虫の原因は「白癬菌」という菌です。
この菌がつき、さらに高温多湿の状況に長くさらされることによって水虫になってしまうのです。
爪水虫も、水虫と同じく原因は白癬菌です。
ただ、指ではなく爪にできるので、爪に様々な異常が発生します。
爪水虫の症状例
例えば、
- 爪が濁ってしまっていたり
- 爪が変形したり
- 爪がボロボロになってまったり
- たくさんの筋ができている
などという症状が現れます。
他にも爪が異様に厚くなったり、爪の部分が炎症して痛みを生じることもあります。
これらの症状に心当たりがある場合には爪水虫の可能性が考えられます。
そもそも爪水虫の原因って何?
爪水虫というのは、水虫の一種です。
カビの増殖が原因!
水虫は原因となる白癬菌というカビが、足の指や指の間に発生し、増殖することでかかります。
爪水虫も水虫と同じように白癬菌が原因となっています。
白癬菌が爪の中に感染することによって起こってしまうのが爪水虫というわけです。
爪水虫は、実は気づいていないだけで多くの日本人が感染していると考えられています。
そしてその多くは、もともと水虫を患っていたものが爪にまで感染してしまうということが多いようです。
水虫の感染も疑ってみる!
それはすなわち爪水虫を発見したら、水虫の感染も疑われるということです。
たとえ症状が出ていなくても気づかないうちに爪水虫に感染しているという人も少なくありません。
気になる人は一度自分の足の爪を確認して爪水虫の症状が出ていないか見てみましょう。
爪水虫の治し方はどうしたらいいの?
皮膚科を受診する!
爪水虫にかかっていることが疑わしいと思ったら、市販薬に頼らずにきちんと皮膚科を受診するようにしましょう。
特に爪水虫というものは水虫よりも治すのに時間がかかるといわれています。
その為、他の家族などに移してしまう可能性も高いのです。
そうならないためにも、皮膚科できちんと治すようにしましょう。
外側と内側から治療をする!
皮膚科では、顕微鏡で白癬菌に感染されているかを確認し、それによって抗真菌剤を処方されます。
ほとんどの場合は意外かもしれませんが内服薬が基本となります。
内服薬を服用することで、外用薬では届かない菌も内側から死滅させることができるのです。
ただ、薬を服用したからと言ってすぐに治るというものではありません。
爪の生え変わりには人や場所にもよりますが、だいたい半年から1年はかかります。
つまり、完全に爪水虫を治すためにはそのくらいの期間が必要になるということなのです。
まとめ
水虫というとマイナスなイメージを持ちがちですが、あまり爪水虫に関して詳しく知っているという人は少ないと思います。
しかし、一度感染してしまうととても厄介なのが爪水虫なのです。
爪水虫は、爪の中に菌が感染してしまうため、一度感染してしまうと市販の外用薬などで治すことはとても難しくなってきます。
その為、爪水虫が疑わしい場合には、きちんと皮膚科を受診するようにしましょう。
爪水虫は水虫同様放置することで家族にも感染してしまいかねないということを忘れないでください。