熱中症で頭痛と吐き気がある場合は危険?頭痛薬で対処していい?
熱中症での頭痛の症状と対処について確認していきましょう。
熱中症の原因といえば、やはり暑さ・そして水分不足ですよね。
でも熱中症の症状といえば、やはりめまいやだるさというイメージがあると思います。
しかし、炎天下のしたで運動をしていたり、室内で動いているときにふと頭痛が起こることってありますよね。
軽い頭痛だから大丈夫かななんて思っている人、要注意です。
その時の頭痛の原因って実は熱中症なんですよ。
つまり、暑いときや運動をしているときにおこる軽い頭痛は熱中症のサインなんです。
では、熱中症で頭痛が起きた時の対処方法や原因について考えてみましょう。
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目次
- 熱中症で頭痛と吐き気があった場合には危険なの?
- 熱中症の症状は頭痛薬で対処することができるの?
- 熱中症での頭痛が翌日まで続く場合の治し方は?
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熱中症で頭痛と吐き気があった場合には危険なの?
熱中症で頭痛を起こすこともありますが、それと併用して吐き気が起こる場合もあります。
では、そんな頭痛とともに吐き気を催した場合、どのような状態なのでしょうか?
そもそも、熱中症で頭痛が起こる原因は水分不足が考えられます。
さらに、吐き気を催す場合には、身体の機能が正常に働いていない状態と考えていいでしょう。
- 1は軽度で、自分で対処することができる症状。
- 2は中等症で出来れば病院にかかる必要がある症状。
- 3は重症で救急車で救命医療を行う医療施設に搬送して治療を受ける必要があるもの。
となります。
その中でも頭痛や吐き気というのは2、つまり中等症に当たります。
適切な処置をし、それでも症状が治まらない場合には医療機関を受診するようにしましょう。
熱中症の症状は頭痛薬で対処することができるの?
暑いときに軽い頭痛を起こしたとき、ついつい勘違いしがちなのが風邪による頭痛ということ。
たとえそうでなくても、頭痛を起こした場合、気軽に利用できるのが頭痛薬ですよね。
風邪による頭痛ではないので効果がありません!
ただ、この頭痛薬、熱中症での症状の場合には効果がないので使用しても意味がありません。
なぜなら、市販されている頭痛薬というのは、病原菌に対する効果が期待できるものだからです。
熱中症による頭痛の原因は水分不足です。
その為、頭痛薬を飲んでも効果は期待できません。
水分補給!
それよりも、もしも熱中症で頭痛が起きているということがわかったらとにかく水分補給がまず第一。
体を冷やす!
そして体を冷やすことによって徐々に改善していきます。
その為、熱いときに頭痛がある場合には、風邪なのか、それとも熱中症なのかを見極めることも大切なのです。
熱中症での頭痛が翌日まで続く場合の治し方は?
熱中症で頭痛を起こしてしまい、その痛みが翌日まで響いてしまうということってありますか?
熱中症の中の頭痛や吐き気というのは、熱中症の段階の中では中度症に値します。
つまり、医療機関を受診する必要があるレベルです。
それでも、その日のうちに水分補給や体を冷やすことによって症状が少しずつ回復してくれれば特に問題はないでしょう。
しかし、翌日になっても症状が改善されない場合には注意が必要です。
その場合には、熱中症の症状が進んでしまっている可能性が高いのです。
熱中症の症状が重症化してしまうと、意識障害・けいれん・過呼吸・ショック症状などのさらなる症状が現れる可能性があります。
もしも熱中症で頭痛があり、処置をしてもなかなか収まらないという場合には速やかに医療機関を受診しましょう。
そのままにしておくと取り返しのつかないことにもなりかねませんよ。
まとめ
熱中症というのはいくつかの段階があります。
気づきにくいという人も多いと思いますが、熱中症による頭痛は中度症に値するので注意が必要です。
出来れば速やかに水分補給をし、身体を冷やしてそれでも症状がなかなか良くならない場合にはきちんと医療機関を受診するようにしましょう。
タグ:熱中症