口内炎の白い部分は何?痛いときや治らない場合は?
口内炎は一度できると厄介ですよね。
ちなみに、口内炎というのはいくつかの種類があるということを知っていますか?
口内炎には大きく分けて4つの種類があるのです。
それが
- 「アフタ性口内炎」
- 「ウィルス性口内炎」
- 「カタル性口内炎」
- そのほかの口内炎
となります。
この中で、口内炎に白い部分があるのが口内炎の中で一番多い「アフタ性口内炎」になります。
では、この「アフタ性口内炎」にはどのような特徴があるのでしょうか。白い部分が痛いときや治らない場合はどうしたらいいのでしょうか?
【PR】スポンサードリンク
口内炎の白い部分は何?
口内炎で一番多いのは、口内炎の部分が白くて丸い形にできる「アフタ性口内炎」ですよね。
では、その白い部分というのは何なんでしょうか?
実は、アフタ性口内炎の白い部分というのは、傷口の血液が凝固するときにタンパク質に偽膜ができて、傷口をふさいでいるからなんです。
そんなアフタ性口内炎は、口の中であればあらゆるところにできるだけではなく、1つではなくいっぺんにいくつもの口内炎ができてしまったり、まれにそのいくつかの口内炎がくっついて巨大化してしまうということもあります。
実はアフタ性口内炎の原因というのははっきりとはわかっていません。
でも、原因として多いのが
- 口内を噛んでしまうことでできる傷
- ストレス
- 栄養不足
- 睡眠不足などの体調不良
がかかわっているとも考えられています。
よく口内炎ができると「体調が悪いの?」と聞かれたことはありませんか?
口内炎は体調不良が原因と考えられているので、そのように聞く人がいるようです。
口内炎の白い部分が痛いときの取り方は?
口内炎の中で白い丸い形の跡ができる「アフタ性口内炎」。
一度できると1~2週間くらいで治ることがほとんどですが、その間はそのままでも気になりますし、常に痛みも伴います。
そんな口内炎の痛みを取る方法もいくつかあります。
- 口内炎の白い部分を拭き取ること。
- 患部に馬油を塗る。
というのも効果的な方法です。
特に馬油にはもともと消炎作用があります。
その為、よくやけどをしてしまったところに塗ると痛みが引くとされていますが、口内炎の痛みももちろん炎症の一つ。
人によってその効果は即効性のものであったり、翌日になって効果が表れるものなどもありますが、痛みが引くだけではなく、治りが早くなるというメリットもあるのでぜひ試してみてください。
口内炎の白い部分が治らない場合は?
口内炎は普通そのままにしておいても1~2週間で自然に治るのがほとんどです。
しかし、まれに治りが遅かったり、治ってもまたすぐにできてしまう場合があります。
実はそんな時は要注意なんです。
口内炎の治りが遅い場合、それは別の病気のサインということが考えられるのです。
アフタ性口内炎というのは普通白い部分がへこんでいるのですが、盛り上がっていたりすることはありませんか?
さらにその盛り上がりがつぶれてさらに大きくなって同じ場所にできることはありませんか?
この場合、原因不明の自己免疫疾患である「ベーチェット症」の疑いがあるのです。
もしも、口内炎がなかなか治らない場合には、専門の医療機関を受診することをお勧めします。
まとめ
口内炎の中でも白い跡ができるのは「アフタ性口内炎」といい、口内炎の中でも一番できやすいものです。
しかし、通常であれば1~2週間で治るものですが、長引いてしまったり様子がおかしい場合には別の病気の場合が考えられるので、一度医療機関を受診したほうがよいでしょう。
一言に「口内炎」といっても、大病の可能性があるので甘く見ないことです。
タグ:口内炎