親知らず抜歯後はタバコの喫煙や飲酒や運動はよくないの?
親知らずを抜歯するとなると、一番気になることは抜歯中や抜歯後の痛みですよね。
しかし、実際に抜歯をした人や、ネットなどを見てみると、抜歯後にやってはいけないことなどがいろいろとわかると思います。
その中でちょっと気になるのが、親知らずを抜歯後のタバコや喫煙や飲酒、そして運動です。
抜歯後にはたばこや飲酒などは避けた方がいいということがよく聞かれますが、実際にはなぜたばこや飲酒は抜歯後に避けた方がいいのでしょうか。
そして抜歯後の運動はしても大丈夫なのでしょうか?
【PR】スポンサードリンク
親知らずの抜歯後のタバコや喫煙は避けた方がいい?
よく親知らずの抜歯後のタバコや喫煙は避けた方がいいと聞きますが、普段から喫煙の習慣がある人には一時的でも禁煙することはつらいことですよね。
では、本当に抜歯後の喫煙は避けた方がいいのでしょうか。
もちろん絶対に喫煙をしなくてはいけないということはありません。
ただ、たばこを吸うと酸素供給を阻害し、傷の治りを悪くしてしまいます。
さらに、たばこに含まれるニコチンは歯茎の毛細血管を収縮させてしまうため、歯茎が治るための血液が流れにくくなり、結果傷の治りが遅くなってしまうんです。
その為、少なくても抜歯後1週間くらいは喫煙を控えたほうがよいといわれています。
親知らずの抜歯後の飲酒は避けた方がいい?
親知らずの抜歯後にあまりよくないといわれていることに飲酒があります。
では、なぜ親知らずの抜歯後の飲酒はよくないのでしょうか?
アルコールというのは、血管を拡張させる効果があります。
普段、適度に飲むお酒というのは体に良いかもしれませんが、親知らずの抜歯後というのはなるべく出血を早く抑えることが必要になってきます。
そんな時に血管を拡張させるアルコールを摂取してしまうと、出血しやすくなってしまうのです。
抜歯後の出血がなかなか収まらないと、口腔内の細菌が感染してしまう可能性があるのです。
さらに、親知らずの抜歯後には抗生物質や痛みどめが処方されるのですが、薬を飲んでいる間に飲酒をすることで、湿疹が出たり体に悪影響を与えてしまう可能性があるのです。
その為、少なくとも医師から処方された薬を完全に飲み終わるまで飲酒は控えた方がいいでしょう。
なぜ親知らずの抜歯後の運動はよくないの?
親知らずの抜歯後にやってはいけないことの中に運動があります。
運動というと、身体に良いことなので、なぜ親知らずの抜歯後に禁止されるのかちょっとわかりませんよね。
ではなぜ親知らずの抜歯後の運動はよくないのでしょうか?
運動をすると、血の巡りがよくなるということは知っている人は多いですよね。
もちろんそれは体にとても良いことなのですが、親知らずの抜歯後となると別。
親知らずの抜歯後はなるべく出血を早く止めた方がよいのですが、運動をすると、血の巡りがよくなり、結果出血しやすくなるのです。
その為、特に出血の激しい抜歯当日は激しい運動や、同じ理由でお風呂なども避けた方がいいでしょう。
もちろん、完全に出血が止まっているのであれば運動をしても大丈夫ですよ。
まとめ
親知らずの抜歯後には、飲酒・喫煙・そして運動は極力避けた方がいいでしょう。
もちろん、抜歯をした後にこれらのことは担当の先生から話があると思います。
そのほかにも、注意しなければならないことが多くあるので、しっかりと先生の話を聞いて、それを守ることで少しでも早く抜歯後の傷口を治すように心がけましょう。
そして、もしも何か異常があった場合には速やかに担当医に見せることをお勧めします。
タグ:歯