親知らず抜歯後に頭痛や発熱や出血の症状が出ても大丈夫?
親知らずを抜くのは大人でも抵抗がありますよね。
特に虫歯でもなく、痛みもないならなるべく抜歯はしたくないと考える人も多いと思います。
そして、抜歯をする際にはいろいろな心配事も多いもの。
抜歯の際の痛みや、抜歯後の痛みなど。
そして、親知らずの抜歯後には術後の痛みのほかにもいろいろな問題が起こることがあります。
例えば、親知らず抜歯後に頭痛が起こってしまったり、熱が出たり、抜歯後の場所の出血が止まらなかったり。
では、抜歯後の問題にはどのようなことが原因でどのようなことが実際に起こりうるのでしょうか?
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親知らずの抜歯後に頭痛が起こるのは何故?
親知らずの抜歯後に頭痛が起こることがあります。
その原因はいくつか考えられます。
かみ合わせが原因の頭痛
まずはかみ合わせのバランス。
親知らずというのは普通に生えている歯を無理やり抜歯してしまいます。
その為、親知らずの抜歯後には大きな穴が開き、その場所は細菌などに感染しやすい状態にあります。
痛みもあるためにどうしてお食事などでは反対の歯でかむことが多くなります。
そこで普段以上に反対側の筋肉が疲労してしまい頭痛の原因となりうるのです。
顎のバランスが原因の頭痛
次に、顎のバランスです。
抜歯をすることで顎のバランスが崩れ、それが頭痛につながっている可能性があります。
この場合にはすぐに歯医者さんに相談したほうがよいでしょう。
自律神経失調症が原因の頭痛
最後に自律神経失調症です。
これは、親知らずを抜くことで普段の食事などや痛みで気分が憂鬱となり起こりうる可能性があります。
そしてこの自律神経失調症が頭痛につながっている可能性があるのです。
痛みによっては次第に回復していくものもありますが、傷口の痛みが治っても頭痛がよくならない場合には医師に相談することをお勧めします。
親知らずの抜歯後の発熱は大丈夫?
親知らずを抜歯すると、2~3日後に一時的に発熱がある場合があります。
一時的にものなら特に問題はないようですが、長く続くようであったり、熱が異常に高かったりする場合には何かの異常が発生している可能性があるので、速やかに担当の歯科医に相談する必要があるようですよ。
親知らずの抜歯後の出血はどのくらいまでなら大丈夫?
親知らずを抜歯すると、しばらく出血が続きますよね。
これは、歯を抜いたところからどうしても起こりうるものです。
ただ、大概は抜歯をした場所にガーゼを噛んで30分くらいすれば落ち着いてくるものです。
しかし、時々血が止まりにくかったり、一度止血したにも関わらず再び出血してしまうということがあります。
この場合、どのような原因が考えられるのでしょうか、そしてどのように対処すればいいのでしょうか。
まず、出血がなかなか止まらないことの原因として考えられるのが
- ガーゼをしっかり噛んでいなかった。
- 手術後に傷口をふさぐ血餅をはがしてしまった。
- 過激な運動や飲酒などをしてしまった。
- 傷口や身体に問題がある。
などです。
ガーゼをしっかり噛んでいなかったり、血餅がはがれてしまったのであれば一時的なものなので、すぐに止血すると思いますが。
しかし、過激な運動や飲酒などは歯科医に注意をされると思うのでそれをしっかり守るようにしましょう!
そして、傷口、身体に問題があると考えられる場合には、医師に相談することをお勧めします。
まとめ
どうでしたか?
親知らずの抜歯後にはいろいろな問題が発生する可能性があります。
一時的なものでしたら問題ないかもしれませんが、その症状が長期間続くようであればなるべく早く抜歯をした歯医者さんなどに相談をすることをお勧めします。
もちろん、自分で判断をして解決しようとするのもなるべく避けた方がいいかもしれません。
親知らずの抜歯後は歯科医の話をよく聞いて、言われたことを守ることが大切ですよ。
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