親知らずが痛い原因と生えかけの時は放置か抜歯どっちがいい?
親知らずというとまずイメージするのが「生えると痛い」ということではないでしょうか。
それほどに親知らずというのは痛いイメージがありますよね。
- もちろん生えてきても痛みのない親知らずもあって、生えていることさえ自分でも気づかないこともあります。
- 逆に歯が急に痛みだし、虫歯と思って歯医者に行ったら親知らずだったということもあります。
では、なぜほかの歯と違って親知らずはただ生えただけで痛みが伴うのでしょうか?親知らずが痛い原因とは何か、そして生えかけの時は放置それとも抜歯どちらがいいのでしょう。
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親知らずが痛い原因とは?
親知らずはなぜ生えてくるだけで痛みを伴うことが多いのでしょうか。
その原因の多くは親知らずの周りの歯茎がはれることによっておこる智歯周囲炎です。
智歯周囲炎とは、親知らずの周りに細菌感染がおこる病気です。
顎が小さい!
実は、今の人の顎は昔の人と比べると小さく、一番奥の歯である親知らずが正しく生えてくることが難しいのです。
その為、部分的に生えたり、埋まったままという人がほとんどなのです。
細菌感染しやすい!
そして、親知らずは一番奥の歯ということで、歯磨きがしにくく汚れがたまりやすい状態にあるのですぐに細菌感染してしまい歯茎や頬がはれてしまったりするのです。
歯茎や隣りの歯を押す!
もちろんそれだけではなく、親知らずが生えてこようとするときに隣の歯や歯茎を押すことで生じる痛みや、親知らずは一番奥の歯なので歯ブラシが届きにくく、虫歯になってももちろん痛みを伴います。
親知らずが生えかけの時に痛いのはなぜ?
実は、親知らずが一番痛むのは、生えかけのことが多いのです。
親知らずというのは、一番奥に生える歯で、一番大きな歯でもあるのです。
しかし、先ほども話したように、現代の人の顎は小さく、親知らずがきちんと生えることができないことがほとんど。
その為、親知らずが生えてくる時にいろいろな弊害を起こしてしまいそれが原因で痛みを生じてしまうのです。
例えば、生えてくるときに隣の歯を痛めてしまったり、歯茎に炎症を起こしてしまったり、ひどいときにはすべての歯全体を押して生えてきてしまい、前の歯を押し出して前に出してしまうこともあります。
そんな時には押しているすべての歯に痛みを生じる場合もあるのです。
狭い場所に無理やり生えてこようとすることで、周りの歯や歯茎に悪影響を及ぼして痛みを生じてしまうのです。
その為、生えてくる歳に痛みを生じている場合には、完全に生えていなくても歯茎を切開して親知らずを抜いてしまう場合もあるのです。
親知らずが痛いときは放置せずに抜歯する?
親知らずが痛んで来たら、抜歯をしなければいけないということを知っている人は多いですよね。
実際に歯医者さんでも抜歯を勧められると思います。
しかし、親知らずを抜くというのには抵抗がありますよね。
ただ、親知らずが痛みを生じているということは、親知らず自身、もしくはその隣の歯や歯茎に何かしらの異常が起こっている事なのです。
それなのに抜くのを嫌がってそのままにしておいても、症状は悪化していくばかりですし、症状によっては取り返しのつかないことになってしまったり、今以上に痛みを生じ、抜歯の際に痛みを生じる場合があります。
その為、親知らずに痛みを感じたら、まずは第一にきちんと抜歯をすることが大切なのです。
まとめ
どうでしたか?
親知らずは、もともとは普通の歯なのですが、生えてくる場所が狭いこと、そして一番奥に生える歯ということで、なかなか歯ブラシが届きにくいところでもあり、生えてくる歳にもいろいろと弊害が出ることが多いのです。
中には普通に生えてきて特に問題もないために抜く必要がない場合もありますが、ほとんどの親知らずには何かしらの問題を起こす可能性があるので抜く必要が出てきてしまいます。
生えているだけではなく、生えてくる時にも痛みを伴う場合も多いので、その際には我慢をせずにすぐに抜歯をするようにしましょう。
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