ハロウィンのかぼちゃの顔って何?南瓜を使う由来や理由は?
ハロウィンのかぼちゃの顔はいったい何を意味するのでしょうか?
またハロウィンに南瓜(かぼちゃ)の顔を使うようになった由来や理由にはどのようなことがあるのでしょうか?
昔にくらべると最近ではずいぶんとメジャーになった「ハロウィン」。
ハロウィンには仮装をして、
- パーティーで盛り上がったり
- 子供たちが仮装をして家々を回って「Trick or Treat?(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ)」とお菓子をもらって回る
そして忘れてはいけないのが「かぼちゃ」です。
ハロウィンでは
- かぼちゃは被り物にしたり
- かぼちゃをランタンにしたり
でも、かぼちゃを利用するときには独特の顔にくりぬきますよね。
これって良く考えるととても特徴的です。
そもそもなぜハロウィンにはかぼちゃを使うのでしょうか?
ハロウィンではかぼちゃに顔があるのは何故でしょうか?
カボチャを使うようになった由来や理由は何でしょうか?ここではハロウィンの南瓜のなぞについて紹介していきます。
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目次
- ハロウィンのかぼちゃの顔は何を意味しているの?
- ハロウィンにかぼちゃを使うようになった由来とは?
- ハロウィンにかぼちゃを使う理由とは?
- まとめ
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ハロウィンのかぼちゃの顔は何を意味しているの?
ハロウィンのかぼちゃの顔は何を意味しているのでしょうか?
ハロウィンのかぼちゃといえば、大きめサイズのものをくりぬき、独特の顔に彫りますよね。
実はこのかぼちゃの顔には名前があって、「ジャック・オ・ランタン」といいます。
ランタンだから、ランタンとしてロウソクの火をともすのでしょうか?
それはさておき、
このジャック・オ・ランタン、直訳すると「ちょうちん男」以外とシンプルな名前ですね。
もちろんこのジャックは人の名前です。
昔ジャックという男がいて、この人は悪魔と地獄に落ちない契約をしました。
しかし、ぐうたらな性格から天国にも拒否され、行く場所を失ってしまいました。
そこで近くにあったカブをくりぬいてランタンを作り、悪魔からもらった火種を入れて持ち歩いてさまよう、というお話があるんです。
そう、もともとかぼちゃではなくてカブだったんです。
これはケルト人に伝わる話で、アメリカに伝わるときにカブよりも使いやすいかぼちゃに変化したといわれています。
ハロウィンにかぼちゃを使う由来とは?
ハロウィンにかぼちゃを使うようになった由来とはどのようなものでしょうか?
ハロウィンといえばかぼちゃですが、もともとこれはかぼちゃではなくて「カブ」だったんですね。
もともとのお話では、「死んでも天国にも地獄にもいけないジャックがカブをくりぬいて作ったランタンを持ち歩いて現世をうろうろしている」というものなんです。
ではなぜハロウィンにはかぼちゃなんでしょうか?
昔、新大陸に渡ったアイルランドの移民たちが、カブの代用品として、手に入りやすかったかぼちゃを使ったことから、かぼちゃのランタンを作ることが定着してしまいました。
さらにハロウィンの行事の小道具としてもカボチャが定着してしまったようです。
ハロウィンにかぼちゃを使う理由とは?
ハロウィンにかぼちゃを使う理由とはどのようなものでしょうか?
ハロウィンというと、かぼちゃもそうですが、まず仮装というイメージがありますよね。
もともとハロウィンとかぼちゃは別の意味がありました。
10月31日にやってくる魔物をを恐れて魔物と同じ仮装をするようになり、さらに悪魔に家に入ってもらわないためにお菓子を渡して帰ってもらう
というものでした。
そこに「ジャック・オ・ランタン」のジャックの話が一緒になってアメリカに伝わり、そこでランタンのカブがかぼちゃになり、そのかぼちゃがハロウィンの代名詞となったという感じです。
つまり、もともと「ハロウィン」と「ジャック・オ・ランタン」は別のものだったのがいつの間にか一緒になってしまったというもののようです。
もともとはあの世とこの世の境目がなくなるという、日本で言うお盆やお彼岸のような行事だったものがいつの間にか変化して今のようなハロウィンになったといわれています。
どうやらハロウィンとかぼちゃはもともと別のものだったようです。
まとめ
ハロウィンのかぼちゃは今はキャラクターのひとつのように扱われ、かぼちゃもハロウィンパーティーの材料くらいになってしまっています。
でもその起源というのは、もともとはカブだったものが、より扱いやすいかぼちゃに自然と変化したものと意外とあっさりしたものでしたね。
それでも今ではかぼちゃはハロウィンの代名詞。
ぜひ今年のハロウィンには手作りのかぼちゃのランタンなどを作ってよりパーティーを盛り上げましょう。
タグ:ハロウィン