おねしょする小学生の子供の原因は?どんな対策や治療法がある?
小さい子が夜おねしょをしてしまうのはしょうがないと考えますよね。
でも、子供が小学生に上がっても毎日、もしくは頻繁におねしょをしてしまうとなると気になってしまうと思います。
しかし、おねしょというのは大人が怒ったからといって直るものではありません。
ではなぜ大きくなってもおねしょをしてしまうのでしょうか?
おねしょする小学生の子供の原因はどういうものなのでしょうか?また効果的な対策や治療法・治し方はあるのでしょうか?
もしも大きくなってもおねしょをしてしまう場合にはどうすればよいのかお伝えしていきます。
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おねしょをしてしまう小学生の子供の原因とは?
おねしょ(夜尿症)とは、寝ているときに本人の意識に関係なくおしっこをしてしまうことです。
小さい子はおねしょをしてしまいがちですよね。
これは、おしっこをためる期間である膀胱が未発達のために起こりうるのです。
しかし、成長とともに膀胱も成長し、4~5才くらいになると、1晩くらいトイレに行かなくてもおしっこをためられるようになります。
でも中には小学生になってもなかなかおねしょが直らないという子も実は少なくありません。
おねしょの原因として考えられるのが、
- 「夜のおしっこの量が多いこと」
- 「膀胱の容量が小さいこと」
とこの両方の混合されたことが原因と考えられます。
そのほかにも、
- ストレス
- 睡眠
- 膀胱や肝臓の器質的な異常
が考えられます。
どの場合でも、子供が意識的にしているわけではなく、また注意したからといって直るものではないので、毎日おねしょをしてしまうからといって子供をきつく怒るというのはやめたほうが良いでしょう!
逆にそれがストレスとなり、おねしょの原因となってしまうからです。
おねしょをしてしまう小学生の子供の場合どのような対策をしたらいいの?
小学生になってもおねしょをしてしまう場合には、
- 寝ている間のおしっこの量が多い。
- 夜の膀胱の容量が少ない。
ことが多く考えられます。
まずは、なぜおねしょをしてしまうかを考えることが必要です。
その方法は、オムツをして尿の量を測ってみること。
寝る前にオムツをして、おきてからそのオムツの重さを量れば夜中に出た尿の量がわかります。
夜中の尿の量は1時間あたり「体重×1㏄」といわれています。
それを計算して、それよりも多ければおしっこの量が多いことがおねしょの原因、少なければ膀胱の問題といえます。
もしもおしっこの量が多い場合は寝る前に水分をとりすぎないこと、そしてぐっすり眠ることが大切です。
そして膀胱が原因と考えられる場合には、身体を冷やさないようにして寝ることが対策のひとつです。
おねしょの原因のひとつとしてストレスも考えられるので、もしも子供がおねしょをしてしまっても過度に起こらないことも必要です。
小学生の子供のおねしょにはどのような治療法や治し方があるの?
小学生になってもおねしょをしてしまう場合、医療機関で治療をするという方法があります。
治療方法としては、薬での治療や心理的なものが関係していればカウンセリングでの治療方法もあります。
ただ、薬を飲めば・治療を始めればすぐに直るというものではありません。
薬での治療でも直るまでに数ヶ月はかかるということをあらかじめ念頭に入れておいたほうがいいでしょう。
もしも、学校などでの宿泊学習があり、そのときのおねしょを心配している場合には、早めに治療を始めるほうが良いでしょう。
そして、それとともに家族が応援してあげることも必要です。
おねしょは周りの大人も気にしますが、一番気にしているのは本人です。
もしも失敗をしておねしょをしてしまっても、しからずに励ましてあげるというのも治療に役立つと思いますよ。
まとめ
おねしょというのは普通であれば年齢を重ねるごとに直ってくるものです。
しかし、大きくなってもおねしょをしてしまうと周りの大人の人も気になってしまいますよね。
その場合には、なぜおねしょをしてしまうのかという原因を考えたり、小学生になってもなかなか治る気配がない場合には医療機関を対策を考えるのも必要になってきます。
何より重要なのは、子供がおねしょをしてしまってもあまりしからないこと。
おねしょはしかられたからといって直せるものではありません。
何よりも本人が一番気にしていることなのです。
おねしょはストレスが原因になっていることもあるので、なるべく子供には温かい目で見守るようにしましょう。
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